化学系の大学院を修士で卒業し、化学メーカーで有機化学の仕事をしています。
何を発信しているの?
このブログでは2つの分野に関する記事を書いています。
ポイント
・メーカー技術職(特に化学分野)におススメの情報
・ビブリオバトル
メーカー技術職(特に化学分野)におススメの情報
メーカーで働く方、あるいは有機化学を専門にする人に向けて記事を書いています。
私は有機合成分野の研究を企業で行っています。
他の企業ではどんな働き方をしているんだろう?
他社の場合、この技術課題をどうやって解決したのだろう?
などを疑問に思い、よくネットで検索します。
就活生向けのメーカーの働き方や、キラキラした人の情報はよくヒットします。
しかし、実際の多くのメーカー技術職はどのような働き方をしているのか?
何を重視して仕事をしているのか?
など、リアルな現場の声はなかなか見つけることができません。
また、高校や大学の教科書レベルの化学の情報はネットで多く調べることができます。
一方で、企業が行う化学研究の情報は多くは出回っていません。
そこで、企業で働く人やそれを志望する学生さん向けに、
・リアルな技術現場の働き方
・企業目線の有機化学、プロセス化学に関する技術情報
をお伝えしたいと考えています。
ビブリオバトル
ビブリオバトルのに関する情報を発信しています。
ビブリオバトルは、読書会形式のコミュニケーションゲームです。
私は大学生の時にビブリオバトルと出会い、10年近く、50回以上開催しています。
とても楽しいゲームですし、多くの経験、学びがありました。
このブログでは、ビブリオバトルの楽しさ、ビブリオバトル通して知った面白い本などを紹介します。
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参考ビブリオバトルを楽しむための4つのルール
「岡本ビブリオ」はどんな人物?
私、「岡本ビブリオ」は化学メーカー研究職として働く30代男性です。
妻と息子の3人で暮らしています。
会社ではチームのリーダーとして研究テーマを運営したり、メンバーのマネジメントを行っています。
もちろん、私自身も実験をして、より良い研究成果を出すために奮闘しています。
実は私が大学生の頃は、自分がリーダーとしてチームを率いたり、企業で研究者として成果を出せるようになるということをイメージできていませんでした。
私は理系によくありがちなコミュニケーション下手で、チームで物事を進めるということが得意ではありませんでした。
また、研究室に配属されてからは、先輩の知識量と比べて自分の持っている知識の少なさから、本当に会社で研究者として働いていけるのか不安に思っていました。
もちろん、現在でもコミュニケーションのプロのように、人を惹きつける会話ができるわけではありません。
しかし、ビブリオバトルというコミュニケーションゲームを通して、人に話を理解してもらうこと、発言者の考えを知ろうとすること、自分の意図通りに人に動いてもらうことを学ぶことができました。
少しずつですが、チームで働くためのスキルが向上してきたのです。
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参考【プレゼン・本】理系がビブリオバトルに参加するべき3つの理由
また、大学や企業の第一線級の研究者たちのような素晴らしい発想を生み出せるようになったわけではありません。
しかし、毎日少しずつ勉強することで、研究方針を立ててメンバーにそれを実行してもらえるようにする能力を向上させることができました。
私のビブリオバトルの経験と化学の知識の発信が、
参考になった!
仕事に取り入れてみよう!
と気付きがあれば大変うれしいです。