技術士

【キーワード学習はしない】1回で技術士2次試験に合格した勉強法

岡本さん
技術士合格を目指したい。どうやって勉強すれば良い?

私は2024年に、技術士2次試験(化学部門)に一発合格しました。

技術士試験対策の、私の勉強法ポイントは以下の4つです。

ポイント

・キーワード学習はしない

・過去問を覚える

・書き方の型を学ぶ

・添削を受ける

自分に合う勉強法を模索した結果、過去問の添削を中心に行い、キーワード学習はしないという方法を選択しました。

この記事では、技術士2次試験の勉強方法と、受験決意から試験日までの勉強スケジュールを解説します。

キーワード学習はしない

岡本さん
「キーワード学習はしない」ってどういうこと?

過去問に登場するキーワード自体は把握しましたが、技術士試験対策でよく紹介されている「キーワード学習」は行いませんでした。

技術士試験におけるキーワード学習は、一般的に以下の内容を指します。

キーワード学習とは

・過去問からキーワードを収集する

・技術概要、問題点、問題点の解決方法などを600字程度(技術士試験の1枚論文の用紙)でまとめる

・作成したキーワード集を用いて、定着するように反復練習する

キーワード学習を行わなかった理由

岡本さん
どうしてキーワード学習をやらなかったの?

キーワード学習を実施しなかった理由は主に2つあります。

理由

・優先度が低かった

・楽しくない

優先度が低かった

過去問演習や添削と比較すると、キーワード学習の優先度は低いと考えました。

本番を想定すると、過去問演習や添削を受けることは必須です。

一方でキーワードをまとめておくことは、必ずしも必要なわけではありません。

作り上げた論文を覚えれば問題ないと考えました。

自分の知らないキーワードが出題される可能性もありますが、試験では複数の問題から1つを選択することが可能です。

もちろん、十分な勉強時間を確保できればキーワード学習により合格率を高めることができると思います。

しかし私の場合、残業時間は60-80時間程度で、平日にまとまった勉強時間を取ることができませんでした。

キーワード学習は過去問練習と比較して優先度が低いため、私は採用しませんでした。

楽しくない

私自身、キーワード学習を試みようとはしたのですが、挫折してしまいました。

挫折の理由は、キーワード学習が楽しくなかったからです。

岡本さん
なぜ楽しくないと感じたの?

キーワード学習と、試験本番とのギャップが大きいと感じました。

試験で問われるのは、キーワードの一問一答ではありません。

設問ごとに、キーワードを社会や業務との関係性の観点で整理・表現する必要があります。

添削や過去問練習と比較すると、キーワード学習は試験本番と内容が遠く、勉強が楽しくないと私は感じました。

勉強を継続するためには、「楽しい」という感情が重要だと思います。

特に技術士試験は明快な正解がなく、モチベーションを維持するのが難しい試験です。

より本番を意識を優先したかったため、キーワード学習は行いませんでした。

過去問を覚える

岡本さん
過去問を覚えるってどういうこと?

令和以降の過去問を入手し、どんな問題が出題されているか把握、覚えるまで読み返しました。

覚えると言っても、問題文を暗唱するわけではありません。

問題文に登場するキーワードを会社やニュースで聞いたとき、「過去問で見たキーワードだ!」と気づくことを目標としました。

岡本さん
なぜ過去問を覚えるの?

出題内容を覚えることで、技術士試験に対してアンテナが立った状態になります。

ニュースの情報や実際の業務が、技術士試験と関連して理解できるようになるのです。

関連付けの例

・このニュース記事はⅠの問題のテーマに似ているな

・この業務はⅡ-2を意識して実施してみよう

・現在の仕事は、Ⅲに書くことができる内容なのではないか

このように関連付けて考えていると、業務中に技術士対策をしているような状態になります。

平日の勉強時間確保につながるのです。

岡本さん
どうやって過去問を覚えるの?

過去問プリントアウトし、通勤など移動中に読んでいました。

1回で覚える必要はありません。

過去問演習の期間と合わせて、時間をかけて覚えていけばOKです。

私の場合、試験の3か月前には令和の過去問の出題内容はほぼ覚えていました。

読んでいる際は、業務やニュースとの関連を考えながら読むと良いでしょう。

書き方の型を学ぶ

岡本さん
書き方の「型」ってどういうこと?

技術士2次試験は筆記型の試験で、書き方のルールがあるわけではありません。

しかし、多くの合格者が実践してきた「型」が存在します。

「型」は設問ごとに存在し、「型」通りに書くことで、書くべき内容を外さず、論理的に記述しやすくなります。

例えばⅠやⅢの課題抽出の問題では、現状→問題点→課題の順番に書くと、整理して採点者に情報を伝えることができます。

もちろん「型」通りに書かなくても、必要事項が書かれていれば合格点に達することは可能です。

しかし、多くの合格者が実行してきた実績のある方法ですので、まずはこの「型」を身に着けることが重要です。

「型」を学ぶ方法

岡本さん
型はどうやって学べば良いの?

型を学ぶためには、以下の2冊の書籍を読むことがおすすめです。

型を学ぶためのおススメの書籍

・技術士第二次試験(一般部門)テンプレート式論文作成術

・技術士第二次試験 最短合格するための勉強“技”

型を学んだ後、過去の合格者の答案を分析したり、過去問練習を行いましょう。

技術士第二次試験(一般部門)テンプレート式論文作成術

技術士第二次試験(一般部門)テンプレート式論文作成術は、型を学ぶのに適した本です。


各設問の基本的なテンプレートが示されています。

テンプレートに従って書くことで、合格点を目指すことができます。

私自身、このテンプレートを使って、試験論文を作成しました。

まずは本書を参考に論文を書いてみましょう。

技術士第二次試験 最短合格するための勉強“技”

B判定、A判定の両方の論文が記載されている点が優れている書籍です。


両者の答案を分析をすることで、良い書き方を体感できます。

通常は骨子から答案を作成しますが、本書の場合は、答案から骨子を逆に作成してみることがおすすめです。

どのような型を使って記載されているか、勉強してみましょう。

また、化学部門について記載されている、数少ない参考書でもあります。

化学部門を受験される方は、購入して損はありません。

添削を受ける

技術士試験において、添削は最も重要な勉強法です。

もちろん独学だけで合格する人も一定数いますが、私は添削を受けることをおススメします。

岡本さん
どうして添削を受けることがおススメなの?

3つの理由があります。

添削を受けるべき3つの理由

・フィードバックにより合格に近づく

・表現方法を学ぶことができる

・勉強サイクルを安定して回すことができる

フィードバックにより合格に近づく

添削を受けることで、自分の弱点を把握できます。

独習では、答案に的外れな内容を書いていても、気づかないことが多いです。

私自身の体験ですが、添削を受け始めたときは書くべきことを書けず、書かなくて良いことを書いていました。

題意を外していたり、技術内容を詳しく書きすぎたりしてしまうのです。

フィードバックを受けることにより、これらの間違いを修正することができます。

岡本さん
間違いを指摘されるのって、ストレスではないの?

添削結果を見て答案を修正する行為に、ストレスを感じてしまうことは事実です。

私も毎回、「見たくないな」という気持ちと戦いつつ、答案を修正していきました。

しかし合格のためには必要な痛みです。

講師を信じ、添削を受けましょう。

表現方法を学ぶことができる

自分の書いたものと異なる表現方法を学べる点も利点です。

添削講師にもよりますが、冗長な表現を簡潔にする方法や、骨子の編集、解決策の具体例などを挙げてもらえることもあります。

独学では、これらの新しい表現を手に入れることは難しいでしょう。

添削指導を受けることで、1人では思いつかなかった論文の表現方法を学ぶことができます。

勉強サイクル安定して回すことができる

勉強を継続して行うことが、技術士試験においては特に重要です。

一方で、技術士試験は勉強のモチベーション維持が難しい試験でもあります。

岡本さん
なぜモチベーション維持が難しいの?

モチベーション維持が難しいのには、以下の理由があります。

モチベーション維持が難しい理由

・一問一答のように明確な正解があるわけではないので、ゴールに近づいているかわからない

・通常業務や家事・育児を行いつつ、試験勉強を行わないといけない

・不合格だったとしても、(ほとんどの職場環境では)ペナルティがあるわけではない

これらの理由から、勉強を後回しにしてしまう傾向があります。

添削を受けることで、演習→添削→復習の勉強サイクルを回すことができます。

週に1回、添削指導を受けると決めることで、「勉強をしなくてはいけない環境」を創り出すことができるのです。

特にプロの講師に依頼する場合、費用は先に払うため、払った分は元を取りたいという心理が働きます。

実際、私も土日に添削答案を出すことを決めてから、添削と復習のサイクルを上手く回すことができました。

添削指導を利用して、勉強のサイクルを回しましょう。

おススメの添削サービス

岡本さん
添削はどうやって受ければ良いの?

web上で添削してもらえるサービスがおススメです。

数年前までは、対面の講座が多かったようですが、現在ではweb上で完結するサービスがコスパの面で優れています。

私はアガルートとココナラを用いて添削を受けました。

アガルートを選んだ理由

岡本さん
なぜアガルートを選んだの?

アガルートはwebで完結する通信講座で、添削指導を受けることができます。

魅力は何といっても合格特典。

私が受験した年は、受講料無料とお祝い金3万円という特典でした。

そのほかにも、合格特典があるサービスはありますが、アガルートは圧倒的です。

ココナラを選んだ理由

岡本さん
なぜココナラも利用したの?

ココナラは個人が色々なサービスを提供できるプラットフォームです。

ココナラ内で技術士試験の添削をしてくれる方を探すことになります。

アガルートだけでは添削回数が足りないと感じたこと、その他の講師にも添削してほしいと考え、ココナラを使うことにしました。

ココナラの魅力は、他のサービスと比較してもコスパが優れています。

自分に合った講師を探す必要がありますが、その他の通信教育と比べると添削費用が圧倒的に安い方が多いです。

私はココナラで自分に合った講師を見つけることができ、得点力を大きくアップしていただきました。

技術士を目指そう

技術士2次試験に一発合格した勉強方法について解説しました。

模索はしましたが、私にとってはキーワード学習よりも添削練習の方が重要度が上でした。

十分勉強時間を確保できる方は別ですが、まずは添削に取り組むことが技術士合格のカギであると思います。

技術者としての成長を助けてくれる資格である技術士を、ぜひ目指しましょう。

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